マダバの街を離れ、南西へ。
死海へと向かいます。
途中の車窓の風景。
木々も生えない、荒涼とした風景が続く。

死海へと向かう途中、道路脇に看板がありバスストップして記念撮影。
死海は西側はイスラエル、東側はヨルダンと、中央で両国の国境をなしている。

死海湖面の海抜はマイナス４３０ｍ近くでかなり低い。
その湖面を説明している標識も置いていた。

ヨルダン側の死海へ到着。
しばらく、思い思いに楽しみます。
水着を持って来ている方は着替えて海水浴を楽しんでいました。
ミネラル豊富な泥を使った、泥パックも良く知られている。

体を浮かべて浮遊する感覚。
全身が沈む事は決してない。
塩分濃度が３０％と海水の１０倍もの濃さを有するので、比重がとても重く、浮力が強くなるため。

波も無く、穏やかなので、足漕ぎボートも人気。
実は死海での遊泳は決して推奨されてはいない。
注意書きの看板も出ていたが、濃い濃度の湖水を誤って目に入れたり、飲んでしまった場合、健康を害するから。

死海をバックに筆者近影。
どれ位、塩分濃度が濃いのかと、指に少しつけて舐めてみた所、薬品みたいで、塩っ辛いよりむしろにがい！
現在、死海は水位が低下し、面積も小さくなってきている。
消えゆくアラル海の様に、将来死海は干上がると考えられている。

死海を離れて南下。
辺りは一面の砂漠が広がる。
これからペトラへと向かいます。