ここはグァテマラの古都アンティグア。
首都グァテマラシティの南西、車で１時間位の所にある、ティカル遺跡と並びグァテマラの代表的観光地。
かつてこの地をおそった大地震のため、街は壊滅し廃墟となった。

街並みはその後の復旧により、カラフルな色合いの壁、風情のある石畳の道、といった美しさを取り戻した。
その街並みと廃墟と化した遺跡群が見事に融合し、歴史地区全体が「アンティグア・グァテマラ」として世界文化遺産に登録されている。

ここはカプチナス修道院。
地震で崩壊した、かつての修道院跡。
アンティグアでは崩壊した廃墟跡が大きな観光資源となっていて、多くの見物客が訪れる。

カプチナス修道院は現在では廃墟遺跡の観光地として開放されている。
アーチ状のスペースは修道院で暮らした修道女の寝室跡。

修道院屋上へ登ってみた。
そこからの展望風景も美しかった。

修道院屋上からの展望風景。
アンティグアはかつては首都だった。
大地震に見舞われ、首都が壊滅した後、現在の首都グァテマラシティへと遷都された。

屋上から見下ろしたカプチナス修道院中庭風景。

遺跡と化したカプチナス修道院跡。
街の南にアグア火山、フエゴ火山があり、その火山帯の地殻変動が大地震を引き起こした。

円形状に造られていた修道院跡。

所々に崩れない様、補強材で修復されている。

内部通路の様子。

街のちょうど中心に中央公園がある。
緑が多く、噴水にも癒され、多くの市民の憩いの場となっている。

織物を織るアンティグアの女性。

公園で出会ったアンティグアの家族。
カラフルな民芸品を売っていた。

中央公園に面して東側に建つ大聖堂、カテドラル。
この大聖堂も崩壊したがファサードはきれいに修復された。
荘厳なファサードの風景。

カテドラルの内部へ入る入り口。

カテドラル内部の風景。
カテドラルは大地震で崩壊し、辺りはガレキと化していた。

きれいなかわいい民族衣装を着たちっちゃな女の子。

中央公園から北へと歩いていると、道をまたぐ様に造られたアーチ型時計台があった。
この時計台はアンティグアの街の象徴となっている。

草花がきれいなアンティグアの街角の風景。

時計台の北側に、黄色い外壁と真っ白できめ細かな装飾がとても美しいメルセー教会が建つ。

メルセー教会の中庭風景。
大きな噴水が残っていた。