ここは北海に面する街オステンド。
オステンドはブルージュから２０ｋ真西に位置する。
北海の海岸の風景。

オステンドの動画は１９８４年当時のビデオで、画質は悪いです。

北海の海岸線には遊歩道があり、絶好の散歩道となっている。
ブルージュからベルギー国鉄の列車でやって来ました。
２０分で着く。

オステンドは７万人程度の地方都市だが、美しいビーチを持つリゾート地として人気がある。
海岸線に建つリゾート・ホテルやリゾート・マンションの風景。
ベルギー国王もリゾート地として好んで休暇を過ごした。

ビーチに建つこのモニュメントの塔は船員の記念碑。
海で亡くなった漁師の鎮魂のために建てられた慰霊碑。
下の像は黙祷している姿。

オステンド港の風景。
河口に開けた港。
大型のフェリーが到着した。

フェリーにＳｅａｌｉｎｋとあった。
イギリスを拠点とするフェリー会社で、ドーバー海峡を渡る国際フェリー、イギリスのラムズゲートからの就航便だ。

海岸から河口を少し遡った辺りにヤハト・ハーヴェンと呼ばれる運河があり、沢山のヨットが停泊するヨットハーバーがあった。

ヤハト・ハーヴェンの一画にマストが立つクラシックな帆船が停泊していた。
メルカトール船と呼ばれる昔のベルギー海軍の訓練船で、ベルギーの聖人ダミアン神父の亡骸を運んだ船。

地図のメルカトール図法で知られるメルカトールの名が付いたこの帆船は、今は海洋博物館として公開されている。
筆者も船の中まで見学しに行った。

ここはレオポルド２世通りにあるレオポルド公園。
美しい花壇、噴水、そして花時計がある。

レオポルド公園の噴水の中央には、裸で横たわっている女性像がある。
この像の名前はディッケ・マティーユと呼ばれていて、オステンドの市民の人気者だそうだ。

レオポルド公園北側、レオポルド２世通りの突き当りには大きなカジノが見える。
カジノ・カーセール・オステンド。
１８世紀にはベルギー最大の貿易港としてオステンドは栄えた。

１９０１年から５年の歳月を費やし建てられた聖ピーター・ポール教会。
教会を聖ピーター教会、尖塔をポールの塔と呼ぶ。

オステンドの駅近くに建つ聖ピーター・ポール教会。
ステンドグラスが美しい聖堂内ではミサが行われていた。